仏領ポリネシア、マルケサス諸島が
UNESCO世界遺産に登録されました!
2024年7月26日、第46回世界遺産委員会で “マルケサス諸島” がユネスコ世界遺産に登録されました。
マルケサス諸島の価値は、この島々で発展を遂げた文化遺産と、海洋と陸上の生態系が保全された自然遺産の両方にあると認められ、複合遺産に指定されました。
アラヌイは主に仏領ポリネシアのマルケサス諸島へ生活物資と乗客を運ぶ貨客船、人の住む全6島を巡るのはアラヌイだけです。
UNESCO世界遺産ホームページ
タヒチ観光局のホームページ
「2024年夏パリ・オリンピック」
楽園行きの貨客船アラヌイが、
サーフィン競技の選手村に!
2024年夏パリ・オリンピックのサーフィン競技は、タヒチの世界的に有名なサーフスポットのティーフポオで開催されます。
普段は静かなこの村に世界中から数多くの選手や関係者が集まるため、委員会は貨客船アラヌイ5号に白羽の矢を立て、会場近くのラグーンで浮かぶホテルとして使うことになりました。
アラヌイは通常、主に仏領ポリネシアのマルケサス諸島へ乗客と生活物資を運ぶ貨客船として運航。アラヌイの歴史に名誉ある1ページが加わりました。
サーフィン日本代表、五十嵐カノアさんもTikTokでアラヌイの動画を紹介しています。
アラヌイ5号詳細はこちらから
クルーズの詳細はこちらから
「南太平洋の秘境マルケサス、 豪華貨客船でゆく 4年に1度の民族の大祭り」
航海日:2023年12月15日~27日
マルケサス アート&カルチャー・フェスティバルのご案内
クルーズ代金: Eur 5,064.26 ~ Eur 10,025.92 (TW 1人あたり。クルーズ、全観光含む)
絶海の孤島、マルケサス諸島とは
タヒチの北東1500kmに浮かぶ絶海の孤島、南太平洋の秘境マルケサス諸島は、フランス領ポリネシアです。
マルケサス諸島を知らない人でもゴーギャンが終の棲家を定め、
小説家ハーマン・メビルが若かりし頃この島で捕鯨船から脱走した経験を基にアメリカ文学を代表する
小説「白鯨」をものしたと聞けば、その存在感をわかるでしょう。
紀元50年頃、南太平洋の西から島伝いにやってきた彼らの祖先はこの島に定住。
最盛期には人口10万人を数え、ここから数百年かけハワイやタヒチへ渡っていきました*。
そうです、マルケサス人はハワイ人、タヒチ人の祖先なのです。その後大航海時代に白人が持ち込んだ
疫病で人口は2000人ほどに激減、最近はやっと8000人ほどにまで回復しました。
マルケサスはどの大陸からも数千kmも離れ、急峻な山々は短い滑走路しか建設を許さず、
今も観光からは取り残されたまま。年間の観光客は1万人にも満たないのです。
しかし観光地化されていないからこそ島の魅力は無尽蔵。島人は素朴、気候は穏やか、
地元と関係ない国で量産された安っぽい土産物も皆無です。(*年代については諸説あります)
楽園行きの貨客船、アラヌイ5号
マルケサス諸島へはプール付き豪華(?!)貨客船アラヌイ5号で航海します。
客室は11㎡のスタンダードから、41㎡のプレジデンシャル・スイートまでカテゴリーが5つ。
その他に一人旅や若い人向きの廉価相部屋もあります(4人or 8人, 段ベッド, シャワートイレ共用)。
代々のアラヌイ号は緑あふれる島々の住民へ生活物資を届け、島からは特産品のコプラ(乾燥ヤシ)を積み出します。
アラヌイ号は島人にとって欠くことのできない生命線として働いてきました。
並みのクルーズではできない現地に深く根ざした観光は、マルケサス諸島に生活物資を運んで50年余の実績があればこそ。
しかも観光代金も乗船料に含まれます。2015年10月には新造船
乗客250人乗りのアラヌイ5号が就航、バルコニー付きのキャビンは秘境への旅をより快適にします。
4年に1度の大祭、マルケサス・アート&カルチャー・フェスティバル
今回のクルーズのハイライトは、1986年から4年に1度開催されている東ポリネシア最大の祭典「Marquesas Art and Culture
Festival」今回は12月16日~19日にNukuHiva島で開催されます。クルーズでは12月18日または19日にNukuHivaで祭りを見学します。
祭りは民族の誇りと伝統に危機感を持ったマルケサス諸島の島民が1986年から始めたもので、
観光用のショーではありません(結果的に私たちも見学しますが)。
祭りの最大の見ものは、1チーム数十人規模の島民たちの勇壮な踊り。もの凄いエネルギーです。
マルケサス諸島の集落ごとに何組もが次々と踊ります。踊りの他にも、
マルケサス諸島の伝統工芸品などが会場で展示され、まさに東ポリネシア文化の祭典です。
この大祭りは、人の住むマルケサス諸島6島のうち3つの大きい島、Ua Pou、Hiva Oa、
Nuku Hivaの持ち回りで開かれます。前回2015はHivaOa島で、2019年はUa Pou島です。
大祭への参加はマルケサス人だけではありません。
自分らの祖先の出身地マルケサスの祭りに、
ハワイ、タヒチ、ニュージーランド、イースター島などから大勢のポリネシア人が参加します。
フランス政府もこのフェスティバルを全面的にサポート、島を結ぶフェリーなどないため輸送艦を出動させます。
船について
船: ARANUI 5号、全長126m。乗客254名、貨物2300トン、2015.10就航。
マルケサス芸術祭・クルーズ日程
2023年12月15日(金)~ 27日(水)
Day 1(金): | パペーテ – タヒチ島 14~16時チェックイン、18時出航 |
Day 2(土): | カウヘイ島 |
Day 3(日): | 終日航海 |
Day 4(月): | ヌクヒヴァ島 |
Day 5(火): | ヌクヒヴァ島 |
Day 6(水): | ウアプー島 |
Day 7(木): | ウアフカ島 |
Day 8(金): | ヒヴァオア島(コクビーチ) |
Day 9(土): | ヒヴァオア島(ピュアーモ)、タフアタ島 |
Day 10(日): | ファトゥヒヴァ島 |
Day 11(月): | 終日航海 |
Day 12(火): | ランギロア島 |
Day 13(水): | パペーテ – タヒチ島 6時下船 |
(貨物船の常として、日程、寄港順序は積荷の状況・海況などにより変更になります。最終予定は、出港1週間前に決まります)
ヌクヒヴァ芸術祭
料金に含まれるもの: 乗船料、全食事、すべての観光(ただしUa Hukaの乗馬を除く)、飲料水
ヌクヒヴァ芸術祭
料金に含まれるもの: 乗船料、全食事、すべての観光(ただしUa Hukaの乗馬を除く)、飲料水
<参考ビデオ> YoutubeでMarquesas Art and Cultyre Festivalで検索
https://www.youtube.com/watch?v=OQ0h0WYIR-Y
https://www.youtube.com/watch?v=C_hlIixplEc
https://www.youtube.com/watch?v=HN5sF6QJCmc
https://www.youtube.com/watch?v=booU3Y0OUac
https://www.youtube.com/watch?v=OQ0h0WYIR-Y
https://www.youtube.com/watch?v=C_hlIixplEc
https://www.youtube.com/watch?v=HN5sF6QJCmc
https://www.youtube.com/watch?v=booU3Y0OUac