シップデータ
全長: 124 m. 幅: 22 m. 喫水: 5.20 m.
定員: 254 人 乗員数:103 人 キャビン数: 103 室
総トン数: 11,468トン 貨物積載トン数:3,300トン 速度: 15 ノット スクリュー: 2
船内設備:レストラン 、ラウンジ (2)、会議室 (2)、バー(4/内1つは展望バー)、フィットネスルーム、屋外プール、ショップマッサージルーム、エレベーター(2)
デッキプラン
Sky Deck-9Sun Deck-8Pool Deck-7Veranda Deck-6Boat Deck-5Upper Deck-4Main Deck-3Lower Deck-2
フロアプラン
船内での生活
船
アラヌイ 5号は2015年に建造されました。客室部は9層、船の前半貨物室には3,300トンの貨物を積むことができます。2F~9Fまで各カテゴリーのキャビンがあり、パブリックスペースは3Fがフロント、5Fレストラン、6Fラウンジ、7Fプール、9Fバーです。キャビンは貨物船とは思えない快適な作りです。最上階にあるバルコニー付きプレジデンシャルスイートから、デッキ下のクラスCと呼ぶ2段ベッドの4人部屋まで、いくつものカテゴリーがあります。クラスCは若者だけでなく旅人との交流好きなお客様に人気があります。客船としてはベーシックな船ですが、サンデッキやプールもあり貨物船としては5星クラスを自負しております。
クルー
アラヌイの自慢はクルーたちの働きぶりです。ホテルスタッフはフレンドリーでありながら馴れ馴れしさがありません。ガイドは専門知識とマルケサスの歴史・文化に対する愛情と尊敬の念を持っています。貨物クルーは島人の生活を支える誇りと自信を持ち、気は優しくて力持ち。特にうねりの大きい浅橋でのハシケの乗り降りでは屈強な貨物クルーがハシケに2人、桟橋に2人の4人がかりで乗客一人一人をがっちり支えます。
健脚度
船内の階段は手すり付きですが急こう配、また舷側に上陸用渡し船(バージ)に乗り移るためのタラップが2階建ての高さがあるので毎日の運動量は通常のクルーズより多いです。とはいえ、杖をついた80歳過ぎのご婦人が1人で参加されたり、リタイヤされた夫婦も多く乗船されます。エレベーターがあるので、船内の階の移動は問題ありません。
マルケサス諸島での乗下船
マルケサス諸島には、本船が直接着岸できる港は3つしかありません。それ以外の港では70人乗りバージで岸壁に上陸します。本船のタラップからバージ(テンダー)、バージから桟橋への乗り降りは屈強な船員が3-4人付いて乗客1人1人をがっちりサポートするので、全く心配ありません。本船が着岸できるのは、Ua Pou島のHakiahau港、Nuku Hiva島のTaiohae港、Nuku Hiva島のAtuona港の3つです。
上陸の手順
下船時にレセプションのキーボックスにキーを差し込みます。キーがボックスにあれば乗客は島にいることになります。上陸したくない日は、レセプション前に貼ってある部屋と名前の一覧表に印をつけます。
キー
いくつも穴のあいた細長いプラスチックのカードキーです。
お食事
朝、昼、夕食とも入れ替えなしの1回制で、座席は自由席。テーブルは4人掛けと12人掛けです。メニューの品数は少ないですが、味には自信があります。メインディッシュは、魚、チキン、ポーク、牛肉、マトンが日替わりで出ます。魚、肉が召し上がれない方は、予約時または乗船時にレストランでお申し出ください。
朝食はビュッフェでメニューはありません。パン数種(美味しい)、フルーツ、シリアル、ジュース2種、コーヒー、紅茶がサービステーブルに置いてありますのでご自由にお取りください。卵、ベーコンなどは席でオーダーします。昼食、夕食はセットメニューのみでチョイスはありません。昼食は前菜とメインの2コース、夕食は前菜とメインにデザートの3コースに赤・白ワインがつきます。
ドレスコード
まったくのカジュアルです。最初はディナーでお洒落をされる方もいらっしゃいますが、3~4日経つとカジュアルな雰囲気に馴染まれます。ご婦人がたのお洒落も島のパレオを着たりとポリネシアに馴染まれます。船内アクティビティ:※毎夕食前に、翌日の観光についてのブリーフィングがあります。Google Earthの俯瞰画像を使うので分かりやすいです(英語)。※夜には何回かタヒチアンダンス教室があります。インストラクターが精悍なタヒチアンであることもあって、ご婦人客を中心ににぎわいます。後日、プールサイドパーティでインストラクターと一緒に披露します。※パレオ着付け教室があります。航海の前半の夜のブリーフィングで、乗客をモデルにパレオの着付け教室が開かれ、ガイドが多くの着方を教えてくれます。後日プールサイドでパレオのファッションショーが開かれ、乗客がモデルとなり大変な盛況です。※クルーのタヒチアンミュージックのショーがバーで何度か開かれ、乗客で溢れんばかりになります。タヒチアンは天性のミュージシャンが多いのでクルーとはいえ玄人はだしです。※釣りもできます。いくつかの島では船のバージでボート釣りができます。人気ですぐに一杯になります。魚影は濃いのでカツオなど必ず何かの魚が釣れます(有料)。正式なアクティビティではありませんが、停泊中に船尾の灯りに寄ってくるアジを船員が釣っているので、頼めば釣らせてもらえます。仕掛けは日本製のサビキです。携帯用の竿と小型リールを持っていけば、いつでも楽しめます。
電気
220V、ヨーロッパ丸ピンCタイプ。
船内通貨
船内ではサインで、下船時に一括支払いです。パシフィックフランCPFのキャッシュ、カードが使えます。
船医
船医が乗船しています。英語、フランス語が通じます。いくつかの島には病院がありますが、重篤な場合はタヒチ島の病院まで空路で行くことになります。必ず海外旅行保険にご加入ください。
郵便
切手は船のショップで売っており、レセプションに出すと寄港地ごとに投函してくれます。